Circuit Information
THE MAGARIGAWA CLUB(マガリガワ クラブ)
THE MAGARIGAWA CLUB(マガリガワ クラブ)は、フェラーリやランボルギーニ、ベントレー、ポルシェなど高級車を取り扱う販売代理店コーンズが運営する、アジア初の会員制ドライビングクラブです。
THE MAGARIGAWA CLUBができたきっかけは、運営会社コーンズの代表取締役社長である渡 謙作氏が2014年に訪れたスペインの会員制サーキット「アスカリレースリゾート」。
それに感銘を受け、2020年5月東京都心や羽田空港から車で約1時間でアクセス可能な千葉県南房総市に会員制ドライビングクラブ「THE MAGARIGAWA CLUB」の建設に着工。
以来約3年、コロナ渦を乗り越えてようやく2023年7月にオープンとなったそうです。総工費は300億円を超えとの事です。
MAGARIGAWAの名称・シンボルマークは、建設地の地形・自然の特徴を表す「巛(マガリガワ)」という漢字をモチーフにしているようです。豊かな自然、風土、流れる時間に身を任せる、まさに「マガリガワの自然と一体になった唯一無二のクラブでありたい」という思いが込められています。
名前の表記が分からず、ひらがなで「まがりがわさーきっと」と検索される方も多く、またGoogleMapに「The Magarigawa Club Gate」と表示されるため、クラブ名が「The Magarigawa Club Gate」であると勘違いして検索される方も多いようですが、正式名称は「THE MAGARIGAWA CLUB」です。
そんなマガリガワクラブの施工会社は、前田建設です。工事期間は3年で、約800名もの関係者が参画しました。
コースを設計したのは、F1サーキットのデザインを担当していることで世界的に有名な、Tilke Engineers & Architectsです。
安全性と周囲の環境保全策が整ったクラブの中で、「連続するコーナーを攻略し、1本のストレートではアクセル全開で駆け抜け、あらゆるドライビングスキルの方でも楽しめるように」とのコンセプトで設計されているようです。
もっと詳しく知りたい方は、各会社の会社概要を調べてみてください!
去年7月にオープンしたマガリガワクラブですが、「房走祭」というオープニングイベントを行ったそうです。これは会員以外も参加可能なお披露目イベントで、ここで初めて、マガリガワクラブが一般公開されました。
房走祭では、ドリフトショーや音楽ライブ、コース見学や車の写真撮影、千葉県の食材を使った料理が楽しめたようです。房走祭がどのようなイベントだったか気になる方は、「THE MAGARIGAWA CLUB 房走祭」で検索してみてください!
ただその後は、今のところ、オープニングイベントの様な一般参加できるイベントスケジュールは組まれていないようです。他のサーキットのように平日と休日での走行料金の変動や、平日のみの平日会員などはなく、正会員もアソシエイトも走行料金は同じです。
THE MAGARIGAWA CLUBの会員数は、正会員が上限500名、アソシエイト会員が上限750名となっており、すでに正会員は会員権が完売しています。入会方法などは詳しく載っていませんので、気になる方はホームページから問い合わせしてみましょう。
さらに、オーナーズパドックと名付けられた分譲のプライベートヴィラの価格は、2.5億円~8億円。宿泊のみならずデイユースでの利用も可能なようですが、分譲のため宿泊料金などは特にありません。
THE MAGARIGAWA CLUBのクラブハウス内には、最大72名を収容するダイニング、ドリンク片手にくつろげるバーラウンジ、コースを走る車を眺めながら食事ができるレストラン、シガールーム、ファミリーラウンジなどご自身が楽しめるはもちろんのこと、ご家族やご友人も有意義な時間を過ごせる一流ホテルのようですね。
施設の概要や評判が気になる方は、調べてみてください!実際に行った方のブログなどが見られます。
「THE MAGARIGAWA CLUB ラップタイム」と検索される方が多いですが、マガリガワクラブはレースを目的としてつくられたサーキットではない為、ホームページなどにラップタイムの記載はありません。
また、電話番号や営業時間などホームページには記載がありませんでした、お問い合わせの際は、ホームページのお問い合わせフォームが活用できるかもしれません。
そんなTHE MAGARIGAWA CLUBの場所や住所、会員権(入会金や年会費)、地図、走行料金についてまとめてみました!
THE MAGARIGAWA CLUBとは
THE MAGARIGAWA CLUB は2023年7月に千葉県南房総市に開業した、約100万㎡の敷地面積を有するアジア初となる会員制ドライビングクラブです。
高級輸入車の販売代理店コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドが運営しており、日本伝統建築とモダンを融合したクラブハウスや、テラスハウス付きのプライベートヴィラなど、アジア初の会員制ドライビングクラブにふさわしい、リゾート感漂う施設やホスピタリティ溢れるサービスが満載のようです。
コンセプトは「どのサーキットにも似ていないコースを持つ、世界唯一のドライビングクラブ」を掲げ、東京都心や羽田空港、成田空港からクルマで約1時間の立地で富士山と東京湾を望みながらドライビングを楽しめるクラブになっているようです。
THE MAGARIGAWA CLUBって、どこにあるの?
住所:〒299-2412 千葉県南房総市富浦町大津字鍛冶屋沢1015
その他、定休日や営業時間、電話番号などはマガリガワクラブのホームページには記載がありませんでした。
お問い合わせの際は、ホームページのお問い合わせフォームが活用できそうです。
THE MAGARIGAWA CLUBの特徴は?
THE MAGARIGAWA CLUBのコースは全長3.5mで、デザインはF1サーキットの設計を一手に引き受ける「Tilke Engineers & Architects」が行ったそうです。
国際基準に寄らない自由なレイアウトになっており、上り20%、下り16%勾配、そして22のコーナーと峠道を連想させる激しいアップタウンがある一方、800mのメインストレート、700mのバックストレートが特徴のようです。
ホームストレートは最高速度280㎞/h設計で、標高差が80mにも達する世界でも類を見ないコースと言えます。
そして、別棟に約300台の収容能力を誇るオーナーズガレージが用意されており、ここでは長期保管が可能となっているようです。
走行前後には、クラブ専任メカニックによるメンテナンスが受けられるサービスが用意されているそうで、愛車をベストな状態で管理できるのも特徴と言えます。
マガリガワクラブはあえて、「サーキット」という呼称を排除していて、その理由はレースで競うことを目的にしたわけではなく、ドライバーが自身の車やドライビングテクニックにあった速度や走りで思いっきり楽しむことを目的としているからのようです。
コースの他にも、絶景を望むプールや天然温泉、スパやサウナ、スポーツジム、娯楽ルーム、ファミリーラウンジなど友人はもちろん家族でも楽しめる施設やアクティビティが充実しているので、休日をゆっくり過ごすのに快適ですね。
正会員とアソシエイト会員ってなに?
THE MAGARIGAWA CLUBは、有効期限無期限の「正会員」と有効期限5年の準会員と言える「アソシエイト会員」の2種類の会員権があるようです。
驚くのはその会員権の価格です。正会員の入会金はなんと3,600万円です。それぞれの特徴などをまとめました!
・入会金:3,600万円
・年会費:22万円
・有効期限:無制限
・会員上限数:500名
- 既に完売
- 正会員の場合は、開業から6年目以降に会員権を譲渡できるようです。
・コース利用日数:年間約315日
・コース利用費:半日11,000円
- ゲストドライバーの場合:半日55,000円
・入会金:400万円
・年次諸費用:105万円
・有効期限:5年
・更新費:180万円
・会員上限数:750名
- アソシエイト会員の場合は、会員権の譲渡は不可となっているようです。
・コース利用日数:年間約270日
・コース利用費:半日11,000円
- ゲストドライバーの場合:半日55,000円
どんなコースになっているの?
全長3.5㎞もコースは、上り20%、下り16%の最大勾配、800mのストレート、22のコーナーを有し、安全性を確保しつつ、世界的にも類をみない高低差と複合コーナーを兼ねそろえた唯一無二のレイアウトのようです。
自然に溶け込むように派手な色を避けたという縁石やランオフエリアがきちんと整備されている点も、世界では類を見ないコースと言えます。
また、低速でもドライビングの愉しみを味わえるため、サーキット走行に慣れていないドライバーも気負わずに走行することが可能でヘルメットを装着せず、オープンカーで心地良い風を感じながら走行できるセッションもあるようです。
ピット脇には、こだわりの日本庭園があり、そこからコースを走る車を見ることができ、多くのサーキットのピットから見えるのはストレートが多いですが、マガリガワクラブでは、コーナーがピットから見えるようです。
- 画像出典:https://www.magarigawa.com/jp/news/20240221.html
- 画像出典:https://blog.cornesmotors.com/?p=55511
コースの他にはどんな施設があるの?
マガリガワクラブは、もちろん迫力のコースだけではなく、施設そのものも充実しています。
THE MAGARIGAWA CLUBの中核となる建物のクラブハウスは、建物自体も日本の伝統建築とモダン要素を融合した荘厳な建物です。
クラブハウスには最大36台収容可能なピットが併設されており、冷暖房完備で走行の合間にリフレッシュすることもできるようです。
クラブハウス内には、最大72名を収容するダイニング(7時~22時)、ボトルキープ可能なバーラウンジ(11時~22時/正会員のみ利用可能)、シガールームなどのサービスは日光・鬼怒川の金谷ホテルで有名なKANAYA RESORTSが担当しているようなので、そのサービスは折り紙付きと言えますね。
他にも、オリンピック選手村にも採用されたテクノジムの機器が揃ったトレーニング&ヨガルーム(7時~21時)、屋外のインフィニティプール(幅6m×長さ25m / 4月~10月のみ)、地下900mから掘り当てた天然温泉(6時~10時、13時~23時 / ナトリウム塩化物温泉)、トリートメントルーム(1~2名)、娯楽室(8時~23時)、としてレーシングシミュレーターやカラオケルームまであるようです。
また、小さな子供も楽しめる遊具エリアファミリーラウンジ(8時~20時)も充実していて、家族みんなで楽しめますね。
さらに、2~4台駐車可能なガレージを持つオーナーズパドックは、ダイニングスペースのほか広々としたリビングや富士山やコースを眺望できるテラスもあり、家族や友人とプライベートな空間でくつろぐことができるようです。
オーナーズパドックとは別に、会員の車両を預かるオーナーズガレージは、約300台が収容可能で給油もでき、さらには専属のサービスマンによる走行前後の点検も行ってくれるそうです。
- 画像出典:https://www.magarigawa.com/jp/news/20240221.html